株式会社GDK 先輩社員の声②経済学部からもの作り業界にチャレンジ 赤川 晃汰(あかがわ・こうた)

経済学部からもの作り業界にチャレンジ 株式会社GDK赤川晃汰

2023年に新卒で入社した赤川 晃汰さん(あかがわ・こうた)。
経済学部からものづくり業界に飛び込み、エンジニアとしてのキャリアをスタートしました。入社を決めた理由や業務のおもしろさ、今後の目標など、1年間GDKで働いてみた今、感じていることを伺いました。
エンジニアの仕事は具体的にどんな内容? 文系でも本当に大丈夫? 社内の雰囲気は?
就職活動での、いろいろな「?」を解決するヒントにしてもらえればと思います。

聞き手:株式会社AMUライター 鹿倉 安澄

目次

経済学部からモノづくり業界へ GDK入社のきっかけ

赤川さんは現在、どんなお仕事をされていますか?

赤川 GDKで行う仕事は、いろいろありますが、私は制御盤の制作や配線工事を担当しています。主に部品の組立作業や、動作チェックをしています。

工業用機械の設計には、機械を物理的に組み立てるハード面の業務と、それらに指令を出して動かす頭脳部分(コントローラ)を作るソフト面の業務があると、前藤社長のインタビュー時にうかがいました。

赤川 ハード面の業務では、電気回路や装置を実際に組み上げます。ソフト面の業務は、PC上でプログラムを構築する作業です。
GDKでは作業ごとに担当者をきっちり分けるのではなく、担当者一人ひとりが幅広く対応しています。
私の場合は未経験で入社しているので、今はハード面の仕事から経験を積んでいます。ソフト面の業務は、深い専門知識と技術が必要なので、難しく感じることもありますが、早く任せてもらえるように現在、勉強中です。

エンジニアの仕事は未経験の分野とのことですが、大学では何を学んでいましたか?

赤川 松戸にある流通経済大学 経済学部で学んでいました。エンジニアとはまったく関係のない分野ですが、趣味でPCを自作したり、プログラミングをしてみたりと興味はありました。GDKを知ったのは知人の紹介です。
就職先に悩んでいるときに、「大学の近くでエンジニアの求人が出ているから受けてみては?」と知人からGDKを紹介されました。自宅からも通いやすい距離だったので、面接を受けました。

大学の授業イメージ

GDKと出会う前は、どのような会社を目指して就職活動をしていましたか? 

赤川 経済学部の授業ではプログラミングに触れる機会はなかったのですが、大学2年生の頃からC言語に独学で触れていました。
以前からゲームが好きで、ゲームを作るプログラマーの仕事には興味がありました。大学生になり将来の仕事を本格的に考え始めたとき、「役に立ちそうだからやってみようかな」と思ったのが、プログラミングを個人で勉強し始めたきっかけでした。
そのような経緯で、就活ではプログラマーに関連した業種を軸に企業探しをしていました。

もともとの興味の延長線上にモノづくりがあったのですね。GDKの面接を受けてみて、どうでしたか?

赤川 機械を触るのが好きだったので、直感的に「やってみたい」と思いました。
中高生の頃にはパソコンのパーツを購入して自分で組み立てたこともあり、モノづくりの仕事は自分に合っていそうだなと思いました。

自作パソコンイメージ

赤川 面接ではあまり業務に直結した内容の話にはならなくて…今思い返せば、雑談が中心だった気がします(笑)

人物・人柄重視の採用を信条とするGDKの前藤社長。以前のインタビューで「経験が長い即戦力より、教育する前提で素質のある未経験者を採用したい」と力強くおっしゃっていました。
機械を組み立てるには、自分で調べて試行錯誤する必要があります。中高生の頃からそういった作業を苦にせず楽しめていたと聞き、GDKで学び習得していく素地が備わっている、と前藤社長も思われたのでしょう。

組み上げたソフトウェアが形になって実際に動くのが楽しい

今のお仕事で楽しいと感じるポイントを教えて下さい。

赤川 自分で組み立てたものを動かす、という作業がおもしろいですね。ソフトウェアを組むところからやらせてもらい、それが実際に形になり、きちんと動いたのを見たときは、興奮しました。

では、大変だと感じるのはどんなところですか?

赤川 ソフト面の業務にはまだまだ慣れません。ハード面の作業は、図面の読み方を覚えたあとは自力でもなんとか答えを導き出せるようになりました。
でも、ソフト面の業務はまだ全体的な知識が足りず、知らないことだらけ。壁にぶつかっても“わからないことがわからない”状態で、どこから調べたら良いのか悩みます。
それでも、先輩に尋ねれば教えてもらえる環境なので、質問しながらやっています。

赤川①経済学部からもの作り業界にチャレンジ 株式会社GDK赤川晃汰

気軽に質問しやすい空気があると話す赤川さん。以前、先輩の白土さんから、昼休みや休日にも社員同士で遊びに行くことがあると聞きましたが、現在はいかがですか?

赤川 仕事以外の時間は、和気あいあいとしています。昼休憩や業務後に、よくみんなでゲームを一緒にやります。以前にキャンプに連れて行ってもらったのですが、先輩方はファミリーでの参加が多くて、「家族っていいな」と憧れを持ちました。

公私ともに良い目標にできる先輩に恵まれているんですね。

「わからないことがわからない」でも投げ出さない人が向いている

これから取り組んでみたい仕事の内容や目標を教えて下さい。

赤川 先日、タッチパネルの脳みそにあたるPLC・CPUを、現行モデルから新しい機種に置き換える変換作業をやらせてもらいました。難しいと感じましたが、やってるうちに、おもしろいなと思えてきました。

「ここを押したらあっちが動いて、ここをタップしたら次の画面に飛んで…」、といったプログラミングの部分から自分でデザインして、オリジナルで作り上げてみたいです。コツコツ勉強してできることを増やし、いつか「お客様からご要望をヒアリングして、その会社ごとにカスタマイズした使いやすいものを提供できたら」と思っています。

1年間GDKで働いてみて、どんな人がこの会社に向いてると思いますか?

赤川 わからないことがあっても投げ出さない人かなと思います。私のように未経験で知識がなくても、先輩がイチから教えてくださるので心配ありません。質問しながら学んでいける人、教えてもらった知識を活かして自ら解決できる人が向いているんじゃないかな、と思います。

就職活動中で、応募を検討している人にメッセージをお願いします。

赤川 仕事の時間はみな寡黙というか、もくもくと取り組んでいるイメージが強いんですが、話しかけてみると、やわらかい雰囲気です。
入社2年目の私でも、いまだに「何がわからないか自分でもわからない」時もあるんです。それでも、先輩は、耳を傾けてくれます。

赤川 前藤社長も、未経験で入ってきた私のことを気にかけてくださって、できる仕事をいいタイミングで任せてくれます。丁寧に指導してくださると同時に、私のような新入社員に対しても心配りを感じ、嬉しくなります。モノづくりやエンジニアの知識・経験がなくても大丈夫。挑戦したい人はGDKにメッセージを送ってみてください!

赤川②経済学部からもの作り業界にチャレンジ 株式会社GDK赤川晃汰

エンジニアの仕事を選んだ赤川さん、この1年の着実な歩みと、将来への躍進が伝わってくるお話を、ありがとうございました。

前藤社長から伺った採用したい理想の人物像は、モノづくりが好きで、一つのことに集中して長時間向き合える人。赤川さんはそのイメージにぴったりに思えます。

GDKでは、赤川さんのほかにも幅広い年代の先輩社員が働いています。「未経験者こそ大歓迎」と話す前藤社長の言葉通り、先輩社員の白土さんも未経験での入社でした。

「知識や経験はなくとも、勉強してみたい」という意欲のある方は、問い合わせフォームからメッセージをお送りくださいね。

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